伊首相ナポリで初閣議、ごみ問題で陣頭指揮
このニュースをシェア
【5月22日 AFP】イタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相は21日、ナポリ(Naples)で初閣議を開き、ごみの未回収問題をめぐって市内のごみ集積所を「軍事地域」に指定する方針を明らかにした。
ベルルスコーニ首相は閣議後の記者会見で、ナポリ市内のごみ集積場を軍が警備すると発表。また、政府が市内外に新たに5か所のごみ処分場候補地を選んだことも公表した。
処分場の不足から、ナポリ市内と周辺地域ではここ数か月にわたって回収されないごみ数万トンが道路に山積している。問題の深刻化にもかかわらず、処分場が住宅地にまで広がることを懸念する住民の反対は根強い。
また、地域の処分場を管理する地元マフィア「カモラ(Camorra)」が産業廃棄物を不法投棄しているという問題もある。カモラは新しい焼却炉の建設に反対している。(c)AFP
ベルルスコーニ首相は閣議後の記者会見で、ナポリ市内のごみ集積場を軍が警備すると発表。また、政府が市内外に新たに5か所のごみ処分場候補地を選んだことも公表した。
処分場の不足から、ナポリ市内と周辺地域ではここ数か月にわたって回収されないごみ数万トンが道路に山積している。問題の深刻化にもかかわらず、処分場が住宅地にまで広がることを懸念する住民の反対は根強い。
また、地域の処分場を管理する地元マフィア「カモラ(Camorra)」が産業廃棄物を不法投棄しているという問題もある。カモラは新しい焼却炉の建設に反対している。(c)AFP