グルジア大統領、ロシアとの戦争突入の危険性を示唆
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【5月9日 AFP】グルジアのミハイル・サーカシビリ(Mikheil Saakashvili)大統領は8日、西部バトゥーミ(Batumi)でロシア人記者団に対し、独立を主張するアブハジア(Abkhazia)自治共和国をめぐる緊張がロシア政府との間で高まる中、ロシアとの戦争突入の危険性を示唆した。
サーカシビリ大統領は、「数日前は一触即発だった。今も危険性は残っている」とした上で、グルジア政府はロシアとの戦争を望んでおらず、また軍隊の準備不足や北大西洋条約機構(NATO)の支援も得られないとの見通しから戦争は不可能とも主張した。
一方、ロシア下院は同日、前日就任したドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)新大統領によるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)前大統領の首相指名を承認した。これにより、ロシアは前例のない「双頭体制」の時代を迎えた。(c)AFP/Dario Thuburn
サーカシビリ大統領は、「数日前は一触即発だった。今も危険性は残っている」とした上で、グルジア政府はロシアとの戦争を望んでおらず、また軍隊の準備不足や北大西洋条約機構(NATO)の支援も得られないとの見通しから戦争は不可能とも主張した。
一方、ロシア下院は同日、前日就任したドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)新大統領によるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)前大統領の首相指名を承認した。これにより、ロシアは前例のない「双頭体制」の時代を迎えた。(c)AFP/Dario Thuburn