【5月5日 AFP】ミャンマーの軍事政権は5日、新憲法案の賛否を問う国民投票を予定通り10日に実施すると発表した。国営紙「ミャンマーの新しい灯(New Light of Myanmar)」が同日、伝えた。併せて軍事政権は、民主化への移行プロセスの一環として複数政党が参加する総選挙を2010年に実施すると発表した。

 2日夜から3日にかけて大型のサイクロン「Nargis」の直撃を受けたミャンマーでは、数百人が死亡、数千人が家屋を失う被害が出ており、国民投票が延期されるとの憶測が出ていた。(c)AFP