【5月5日 AFP】南米ボリビア最大のサンタクルス(Santa Cruz)県で4日に実施された、県政府の自治権拡大を定めた自治憲章案の是非を問う県民投票で、85%以上が賛成票を投じたことが地元テレビ局が行った初回の出口調査で明らかとなった。

 ただし、フアン・エボ・モラレス・アイマ(Juan Evo Morales Ayma)大統領と大統領率いる社会主義運動(MAS)は、すでに投票結果の無効を宣言しており、今回の県民投票を違法かつ違憲とみなしている。

 出口調査の結果に先立ち、サンタクルスでは自治権拡大の支持派と反対派の間で衝突が発生するなど、緊張の1日が続いた。(c)AFP