ダライ・ラマ特使、中国政府と対話へ
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【5月3日 AFP】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)の特使2人が中国入りし、中国政府と対話することが明らかになった。3日、チベット亡命政府が明らかにした。
ダライ・ラマの秘書Chhime R. Chhoekyapa氏はチベット亡命政府があるインド北部ダラムサラ(Dharamshala)から電話でAFPに対し「彼ら(2人の特使)は、それぞれ欧州と米国から3日に中国入りする。会談は明日(4日)深セン(Shenzhen)で行われる」と語った。2人の特使は中国に到着し次第、中国共産党の統一戦線工作部(United Front Work Department)の代表と会談するという。
中国政府は、前月提案したチベット亡命政府との対話再開は、チベット自治区ラサ(Lhasa)での暴動鎮圧に対する国際的な圧力に対応するためとみられていた。会談は暴動発生から7週間後、北京五輪開幕の3か月前というタイミングで行われることになる。(c)AFP/Parul Gupta
ダライ・ラマの秘書Chhime R. Chhoekyapa氏はチベット亡命政府があるインド北部ダラムサラ(Dharamshala)から電話でAFPに対し「彼ら(2人の特使)は、それぞれ欧州と米国から3日に中国入りする。会談は明日(4日)深セン(Shenzhen)で行われる」と語った。2人の特使は中国に到着し次第、中国共産党の統一戦線工作部(United Front Work Department)の代表と会談するという。
中国政府は、前月提案したチベット亡命政府との対話再開は、チベット自治区ラサ(Lhasa)での暴動鎮圧に対する国際的な圧力に対応するためとみられていた。会談は暴動発生から7週間後、北京五輪開幕の3か月前というタイミングで行われることになる。(c)AFP/Parul Gupta