米軍侵攻時に盗まれたイラクの美術品1万5千点、一部は今もシリアに
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【4月28日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)で、国立美術館が保管しているイラクの骨董品700点の一部が公開された。これらの骨董品は、2003年の米軍主導の侵攻により混乱に陥ったイラクから密輸業者らなどにより略奪されたもので、その後、シリアとイラクの国境付近で、シリア当局により押収された。イラク国内の博物館から盗まれた骨董品1万5000点のうち、4000点近くが、すでにイラクに返還されている。(c)AFP