中国、行きすぎた「愛国熱」に抑制呼びかけ チベット暴動の海外報道をめぐり
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【4月19日 AFP】中国政府は17日夜、国営新華社(Xinhua)通信を通じて国民に「愛国熱」を抑制するよう呼びかけた。北京五輪の開幕を控えたこの時期に、愛国主義者らのチベット問題に対する不満が広がりを見せていることに中国政府が憂慮を示したものとみられる。
中国政府関係者や国営新華社通信はこれまで繰り返し、海外メディアがチベット暴動での中国政府の対応を偏った視点で取り上げていると反発してきた。インターネット上でも、反西欧的な意見が強まっていた。
新華社通信は17日、愛国主義者の活力は「合理的」であるべきで、国家建設のために使われるべきだとの論調を発表した。
一方、一部市民らによる海外メディアへの抗議はむしろ加熱する勢いで、AFPをはじめとする海外メディアの北京(Beijing)事務所には18日、チベット問題の報道が「悪意に満ちたわい曲」だと抗議する電子メールが大量に送りつけられた。一部の事務所は脅迫電話があったことも明らかにしている。(c)AFP/Dan Martin
中国政府関係者や国営新華社通信はこれまで繰り返し、海外メディアがチベット暴動での中国政府の対応を偏った視点で取り上げていると反発してきた。インターネット上でも、反西欧的な意見が強まっていた。
新華社通信は17日、愛国主義者の活力は「合理的」であるべきで、国家建設のために使われるべきだとの論調を発表した。
一方、一部市民らによる海外メディアへの抗議はむしろ加熱する勢いで、AFPをはじめとする海外メディアの北京(Beijing)事務所には18日、チベット問題の報道が「悪意に満ちたわい曲」だと抗議する電子メールが大量に送りつけられた。一部の事務所は脅迫電話があったことも明らかにしている。(c)AFP/Dan Martin