中国政府が香港で入境査証審査を強化か
発信地:香港
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【4月19日 AFP】中国政府が香港(Hong Kong)からの外国人旅行者に対する入境査証規制を強化しているとみられ、経済界で懸念が広がっている。旅行業者が18日、明らかにした。
ある旅行会社の旅行コンサルタントは「入境のためのビザ(査証)申請時に、往復の旅行チケットとホテルの予約証明がなければ受け付けてくれない」という。
別の業者によると、インド、フィリピン、インドネシアなど33か国の外国人は香港では中国への入境ビザを申請できず、本国の中国大使館に申請しなければならない。
駐香港中国外務省のウェブサイトに掲載された声明では、申請者の人数が「最近急増して」おり、「不必要な問題を避けるため」香港の非居住者は国籍のある国または居住国の中国大使館か領事館にビザを申請するよう呼び掛けている。
アジア諸国の旅行会社各社によると、ここ数週間、香港では複数回入境できる多次査証の発給が停止されており、北京五輪終了まで再開のめどは立っていない。
香港は1997年に中国へ返還された後も独自の法律や査証制度を維持している。(c)AFP/Guy Newey
ある旅行会社の旅行コンサルタントは「入境のためのビザ(査証)申請時に、往復の旅行チケットとホテルの予約証明がなければ受け付けてくれない」という。
別の業者によると、インド、フィリピン、インドネシアなど33か国の外国人は香港では中国への入境ビザを申請できず、本国の中国大使館に申請しなければならない。
駐香港中国外務省のウェブサイトに掲載された声明では、申請者の人数が「最近急増して」おり、「不必要な問題を避けるため」香港の非居住者は国籍のある国または居住国の中国大使館か領事館にビザを申請するよう呼び掛けている。
アジア諸国の旅行会社各社によると、ここ数週間、香港では複数回入境できる多次査証の発給が停止されており、北京五輪終了まで再開のめどは立っていない。
香港は1997年に中国へ返還された後も独自の法律や査証制度を維持している。(c)AFP/Guy Newey