【4月18日 AFP】米大統領選の共和党指名候補に確定しているジョン・マケイン(John McCain)上院議員(72)は「高齢で大統領に不適応」との民主党議員の発言をめぐり、マケイン陣営の選挙参謀は17日、「年齢は問題ではない」と反論した。

 マケイン氏は現在72歳で、大統領選で勝利すると史上最高齢での大統領就任となる。これについて、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員を支持する民主党のジョン・マーサ(John Murtha)下院議員(75)が16日、大統領になるには高齢すぎると発言していた。

 マケインの選挙参謀を務めるチャールズ・ブラック(Charles Black)氏は、米ケーブルテレビMSNBCの取材に「年齢は問題ではない」と反論。「マケイン氏の担当記者に聞いてみると良い。彼らはマケイン氏に1日14-15時間同行し、時には丸1週間連続で取材することもある。彼らが見ても、年齢が問題ではないとわかるほど、マケイン氏は活力に溢れている」と述べた。

 また、故ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元大統領は1981年に69歳で2期目に就任し、78歳まで現役だったと指摘した。
 
 マケイン氏自身も、年齢に関する質問を一蹴した。(c)AFP