北朝鮮核問題、米政府が方針変更 行き詰まり打開に向け
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【4月18日 AFP】米政府は17日、北朝鮮の核問題をめぐる行き詰まり打開に向け、同国への核計画申告に関する要求を縮小していることを初めて認めた。
米国家安全保障会議(National Security Council、NSC)のデニス・ワイルダー(Dennis Wilder)アジア上級部長は、北朝鮮は核計画の完全申告について履行義務を免れないが、核拡散問題については「別問題として扱われるだろう」と語った。
また、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官も、北朝鮮側への譲歩として、完全申告される核計画については、内容が公表されない可能性もあるとしたほか、核計画および核拡散問題がそれぞれ検証される前に、米政府が北朝鮮への制裁を解除する可能性も示唆した。
ライス長官によると、北朝鮮の面目を保つため、核拡散活動に関する文書についても公表しないこともありえるという。(c)AFP
米国家安全保障会議(National Security Council、NSC)のデニス・ワイルダー(Dennis Wilder)アジア上級部長は、北朝鮮は核計画の完全申告について履行義務を免れないが、核拡散問題については「別問題として扱われるだろう」と語った。
また、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官も、北朝鮮側への譲歩として、完全申告される核計画については、内容が公表されない可能性もあるとしたほか、核計画および核拡散問題がそれぞれ検証される前に、米政府が北朝鮮への制裁を解除する可能性も示唆した。
ライス長官によると、北朝鮮の面目を保つため、核拡散活動に関する文書についても公表しないこともありえるという。(c)AFP