【AFP】北京五輪の聖火リレーは14日、中東で唯一通過するオマーンの首都マスカット(Muscat)で行われたが、妨害行為などはなく和やかな雰囲気で終えた。AFP特派員が伝えた。

 4月でも日中の気温が40度にまで達する同国では、聖火リレーは熱気が和らぐ午後5時に始まり、20キロメートルのルートを約80人の走者が聖火をつないで、午後8時半に終了した。

 警備は控えめで、上空からはヘリコプター1機が監視するだけだった。

 スタート地点や沿道では見物人が声援を送り、所々では子どもたちが1列になって小さな五輪旗や国旗を振っていた。(c)AFP/Ali Khalil