オーストラリア次期連邦総督に、初の女性就任へ
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【4月14日 AFP】オーストラリアのケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相は6日、クイーンズランド(Queensland)州総督のクエンティン・ブライス(Quentin Bryce)氏(65)を、次期連邦総督に指名したと発表した。初の女性連邦総督となる。
18日間の外国歴訪から帰国したラッド首相は、英国訪問中にバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)でエリザベス女王(Queen Elizabeth II)と会談した際、女王は首相が推薦するブライス氏を承認したという。
ラッド首相は女性の連邦総督誕生に喜びを示し、ブライス氏について「現代オーストラリアの心をとらえる人物」と称賛した。
クイーンズランド州の小さな町の出身で、すでに孫がいるブライス氏は、連邦政府の性差別コミッショナーを務めた経験もある。また、女性や先住民アボリジニの人権擁護活動で知られている。
1901年の連邦国家樹立の際に設置された連邦総督は、国家元首である英女王の豪州での代理人で、議会の解散権も持つ。(c)AFP
18日間の外国歴訪から帰国したラッド首相は、英国訪問中にバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)でエリザベス女王(Queen Elizabeth II)と会談した際、女王は首相が推薦するブライス氏を承認したという。
ラッド首相は女性の連邦総督誕生に喜びを示し、ブライス氏について「現代オーストラリアの心をとらえる人物」と称賛した。
クイーンズランド州の小さな町の出身で、すでに孫がいるブライス氏は、連邦政府の性差別コミッショナーを務めた経験もある。また、女性や先住民アボリジニの人権擁護活動で知られている。
1901年の連邦国家樹立の際に設置された連邦総督は、国家元首である英女王の豪州での代理人で、議会の解散権も持つ。(c)AFP