【4月8日 AFP】(4月9日 写真追加)イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は、ナタンツ(Natanz)にある核関連施設で、ウラン濃縮のための遠心分離機6000基の導入作業を開始したと発表した。8日のイラン国営通信(電子版)が伝えた。

 国連(UN)監視機関の最新の報告によると、イランは欧米諸国による再三のウラン濃縮活動凍結の要求にもかかわらず、ナタンツにすでに遠心分離機3000基を導入済み。

 イランは、2006年4月に同国で初めて核燃料の生産が可能なウラン濃縮を達成したことから、8日を「核技術の国家的記念日」として祝した。(c)AFP