米下院議員、ブッシュ大統領らの五輪開会式出席を禁じる法案を提出
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【4月2日 AFP】米下院で1日、中国のチベット(Tibet)自治区でのデモ鎮圧やその他の人権侵害などを理由に、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が北京五輪の開会式に主席することを禁止する法案が提出された。米議会関係者が明らかにした。
この法案は、共和党の下院政策委員会のThaddeus McCotter委員長ら数人の議員らが、「米連邦政府関係者が、チベットでのデモを抗議に対し残忍な弾圧を加えた、中国共産党が支配する国家で開催される2008年の夏季五輪へ出席することを禁止すること」を目的に共同で提出した。
また、この法案は「ダルフール(Darfur)問題を抱えるスーダンへの支援、1人っ子政策、信教の自由の抑圧、自由で独立した労働組合の阻害、環境破壊、中国国民の基本的人権の組織的否定」などで中国政府を厳しく批判している。米議会でこのような法案が提出されるのは、チベット騒乱が発生して以来始めて。
今年8月の北京五輪開幕式に関しては、チベット問題を背景にボイコットの動きが各国首脳の間で広がっているが、ブッシュ大統領は参加する意向を示している。(c)AFP
この法案は、共和党の下院政策委員会のThaddeus McCotter委員長ら数人の議員らが、「米連邦政府関係者が、チベットでのデモを抗議に対し残忍な弾圧を加えた、中国共産党が支配する国家で開催される2008年の夏季五輪へ出席することを禁止すること」を目的に共同で提出した。
また、この法案は「ダルフール(Darfur)問題を抱えるスーダンへの支援、1人っ子政策、信教の自由の抑圧、自由で独立した労働組合の阻害、環境破壊、中国国民の基本的人権の組織的否定」などで中国政府を厳しく批判している。米議会でこのような法案が提出されるのは、チベット騒乱が発生して以来始めて。
今年8月の北京五輪開幕式に関しては、チベット問題を背景にボイコットの動きが各国首脳の間で広がっているが、ブッシュ大統領は参加する意向を示している。(c)AFP