【3月30日 AFP】弾道ミサイル防衛システム「PAC3」が29日、茨城(Ibaraki)県の自衛隊基地に配備された。29日、時事通信(Jiji press)が伝えた。

 PAC3の配備は4か所目で、これにより首都圏への配備が完了した。北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威から首都圏を防衛する能力が強化される。日本は2011年3月までに、全国11か所の自衛隊基地にPAC3を配備する計画。

 前日の28日には北朝鮮が短距離ミサイルの発射実験を行ったと伝えられたが、防衛省は日本の安全に差し迫った危険はないとしている。(c)AFP