【3月27日 AFP】韓国統一省の発表によると、北朝鮮は27日未明、南北協力事業の開城(Kaesong)工業団地に常駐する韓国当局者を追放した。

 統一省によると、韓国の金夏中(Kim Ha-Joong)統一相が19日、北朝鮮の核問題に進展がない限り同工業団地の拡大はないと発言したことへの抗議。韓国側は、撤退要求を受け27日午前3時(現地時間)に工業団地の協議事務所の常駐職員13人のうち、管理担当者2人を除く11人を引き上げさせたとしている。
 
 開城工業団地は南北国境のすぐ北側にある。(c)AFP