【3月22日 AFP】22日投開票の台湾総統選に合わせて行われた、台湾の国連加盟の是非を問う2つの住民投票は、投票率が法定の50%に満たず成立しなかった。

 中央選挙委員会によると、住民投票の投票率はわずか約35%だった。与党・民主進歩党(民進党、Democratic Progressive PartyDPP)が提案した国民投票案に票を投じた人は有権者の35.82%。一方、野党・国民党(KuomintangKMT)の案に投票した人は35.76%だった。

 台湾総統選では、国民党の馬英九(Ma Ying-jeou)候補が当選した。(c)AFP