チベット独立派のデモ、インド当局が阻止
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【3月11日 AFP】中国の支配に抗議するチベット民族蜂起から49周年の記念日にあたる10日夜、インド北部Kangra地区のダラムサラ(Dharamshala)で、約100人の亡命チベット人によるチベット独立を支持するデモが行われた。デモ参加者らはチベットを目指し行進したが、数時間後にインド警察当局によって行く手を阻止された。
これに関し、現地警察当局の幹部は、インド政府からデモを阻止するよう通達が来たことを明らかにした。通達によると、デモは「インド国内では反中国の政治活動を行わないとした、インド政府とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世との合意に明らかに違反する行為」だとしているという。
ダラムサラでは同日、民族蜂起49周年の記念式典が行われており、ダライ・ラマ14世が「チベットに対し想像を絶する徹底的な人権侵害を続けている」として中国を批判していた。
ダラムサラは、49年前の民族蜂起が失敗に終わりチベットのラサ(Lhasa)を脱出して以降、ダライラマが拠点としている場所で、チベット亡命政府も置かれている。(c)AFP/Pratap Chakravarty
これに関し、現地警察当局の幹部は、インド政府からデモを阻止するよう通達が来たことを明らかにした。通達によると、デモは「インド国内では反中国の政治活動を行わないとした、インド政府とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世との合意に明らかに違反する行為」だとしているという。
ダラムサラでは同日、民族蜂起49周年の記念式典が行われており、ダライ・ラマ14世が「チベットに対し想像を絶する徹底的な人権侵害を続けている」として中国を批判していた。
ダラムサラは、49年前の民族蜂起が失敗に終わりチベットのラサ(Lhasa)を脱出して以降、ダライラマが拠点としている場所で、チベット亡命政府も置かれている。(c)AFP/Pratap Chakravarty