イラクやアフガニスタンでの英国の戦費、前年度の約2倍に
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【3月11日 AFP】英国がイラクやアフガニスタンに派遣している軍部隊の作戦に費やす今年度の予算は、前年度の総額16億9800万ポンド(約3500億円)の94%増の32億9700万ポンド(約6800億円)になるとの見通しが明らかになった。英下院の国防予算の監査委員会が10日、発表した。
同委員会は国防省の予測を示し、イラクでの戦費は、駐留部隊の人員削減を行ったにもかかわらず、前年比52%増の14億4900万ポンド(約2970億円)という「驚くべき」数字を示した。一方、アフガニスタンでの戦費は、同48%増の14億2400万ポンド(約2920億円)に達するという。
英国は、2003年のイラク戦争開始当初から米国を支持し、イラクに軍部隊を派遣しているが、前年には兵員を約4100人までに削減している。また、英軍は、アフガニスタンにも6年にわたって駐留し、旧支配勢力のタリバン(Taliban)などの武装勢力の掃討作戦を展開している。(c)AFP
同委員会は国防省の予測を示し、イラクでの戦費は、駐留部隊の人員削減を行ったにもかかわらず、前年比52%増の14億4900万ポンド(約2970億円)という「驚くべき」数字を示した。一方、アフガニスタンでの戦費は、同48%増の14億2400万ポンド(約2920億円)に達するという。
英国は、2003年のイラク戦争開始当初から米国を支持し、イラクに軍部隊を派遣しているが、前年には兵員を約4100人までに削減している。また、英軍は、アフガニスタンにも6年にわたって駐留し、旧支配勢力のタリバン(Taliban)などの武装勢力の掃討作戦を展開している。(c)AFP