【3月10日 AFP】イスラエル建設省は9日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のユダヤ人入植地を拡大する計画をエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相が承認したと発表した。ギバットゼーブ(Givat Zeev)入植地に住宅750戸を増設するとしている。

 これに対し、パレスチナ自治政府のサエブ・アリカット(Saeb Erakat)交渉局長は、「イスラエルは和平交渉を決裂させ、国際社会の取り組みを台無しにしようとしていると受け止めている」として、イスラエル政府の決定を「最も強い言葉で非難する」と述べた。(c)AFP/Jacques Pinto