【3月1日 AFP】米国防総省は29日、同国空軍機に空中で給油を行う空中給油機発注の大型契約で、欧州航空防衛大手EADSEuropean Aeronautic Defense and Space)と米防衛機器大手ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)の企業連合を選定したと発表した。

 同企業連合は今後、空中で戦闘機や軍用輸送機に給油を行う双発給油機KC-30を179機供給する。契約金額は約400億ドル(約4兆1500億円)で、競合していたライバル、米ボーイング(Boeing)にとって手痛い決定となった。

 EADSは傘下に欧州航空機エアバス(Airbus)を持つ。(c)AFP