【2月25日 AFP】(一部修正)34年間にわたりギリシャ系とトルコ系の2共和国に分断されているキプロスで24日、ギリシャ系キプロス共和国の大統領選の決選投票が行われた。地元メディアが報じた最終結果によると、左派・労働人民進歩党(AKEL)党首のフリストフィアス(Demetris Christofias)国会議長(61)が53.36%を得票、46.64%の右派カスリデス(Ioannis Kasoulides)元外相(59)を抑えて当選を決めた。

 キプロスの再統合を推進するフリストフィアス氏が当選したことで、統合交渉の加速化に弾みが付くとみられている。(c)AFP