台湾総統選で初のテレビ討論、「台湾人」意識巡り火花
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【2月25日 AFP】台湾総統選の有力候補、野党・国民党(Kuomintang、KMT)の馬英九(Ma Ying-jeou)前主席と与党・民主進歩党(民進党、Democratic Progressive Party、DPP)の謝長廷(Frank Hsieh)元行政院長(首相)が24日、初のテレビ討論会で激しい論戦を展開した。両候補はともに「台湾人」意識を強調する一方で、中国との交流拡大を訴えた。
元台北(Taipei)市長で、中国との政治・経済・社会的な交流拡大を訴える馬前主席は「わたしは間違いなく、100パーセント台湾人。台湾の水と米で育った」と述べた。馬氏は香港(Hong Kong)生まれ。
また、中国寄りとの批判に対し馬氏は、当選しても統一問題を話しあうつもりはないと語った。
1月の立法院選挙での与党大敗を受け、世論調査では支持率で馬候補が謝候補を20ポイント差で上回っている。
追う展開の謝候補は「台湾への愛は、言葉よりも行動で示すべきだ」と有権者に訴え、米国留学中にグリーンカード(永住権)を取得した馬候補を非難した。
3月22日の投票日まで、台湾人意識、対中姿勢、経済問題が主な争点になると見られる。(c)AFP
元台北(Taipei)市長で、中国との政治・経済・社会的な交流拡大を訴える馬前主席は「わたしは間違いなく、100パーセント台湾人。台湾の水と米で育った」と述べた。馬氏は香港(Hong Kong)生まれ。
また、中国寄りとの批判に対し馬氏は、当選しても統一問題を話しあうつもりはないと語った。
1月の立法院選挙での与党大敗を受け、世論調査では支持率で馬候補が謝候補を20ポイント差で上回っている。
追う展開の謝候補は「台湾への愛は、言葉よりも行動で示すべきだ」と有権者に訴え、米国留学中にグリーンカード(永住権)を取得した馬候補を非難した。
3月22日の投票日まで、台湾人意識、対中姿勢、経済問題が主な争点になると見られる。(c)AFP