EU、コソボ北部の人員を撤退
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【2月24日 AFP】(3月9日 一部修正)コソボ北部で少数派のセルビア系住民が独立に激しく抵抗していることを受け、欧州連合(EU)は23日までに、現地要員を撤退させた。EUのペーター・フェイス(Peter Feith)コソボ特別代表が同日、コソボ南部の町都市プリズレン(Prizren)で報道関係者に語った。
コソボが独立宣言をした後、EUは同地北部のミトロビツァ(Mitrovica)で2000人規模の警察要員や、司法などの専門家を派遣する準備を進めていた。共和国政府とコソボのセルビア系住民は、独立宣言を拒否している。
フェイス特別代表は、「人員は避難することになったが、北部の事務所は維持する」として一時的措置であることを強調し、「状況が速やかに好転し、活動が再開できることを待ち望む」と述べた。避難した人員の規模については触れなかった。(c)AFP
コソボが独立宣言をした後、EUは同地北部のミトロビツァ(Mitrovica)で2000人規模の警察要員や、司法などの専門家を派遣する準備を進めていた。共和国政府とコソボのセルビア系住民は、独立宣言を拒否している。
フェイス特別代表は、「人員は避難することになったが、北部の事務所は維持する」として一時的措置であることを強調し、「状況が速やかに好転し、活動が再開できることを待ち望む」と述べた。避難した人員の規模については触れなかった。(c)AFP