米大統領候補マケイン氏、過去の女性疑惑を米紙が報道
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【2月21日 AFP】米次期大統領選挙で共和党の指名がほぼ確実視されているジョン・マケイン(John McCain)上院議員が、8年前の大統領選の出馬期間中、女性ロビイストと親密な関係にあったとニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙(電子版)が20日、報じた。
名前の挙げられている女性は、当時ロビイスト活動を行っていたビッキー・アイズマン(Vicki Iseman)さん(40)。 アイズマンさんの依頼主が、当時マケイン氏が委員長を務めていた上院通商委員会と関連する業務を行っていた。同紙は、アイズマンさんの依頼主からマケイン氏に数万ドル(数百万円)の献金があったとしている。
また1999年から2000年にかけて、アイズマンさんがマケイン氏の事務所や選挙集会に頻繁に現れたほか、フロリダ(Florida)州で行われた小規模の資金集めパーティーにも出席。この後、依頼主企業の専用ジェット機でマケイン氏と共にワシントンへ戻ったことなどを報じている。
マケイン氏側、 アイズマンさん側とも恋愛関係を否定しているが、ニューヨーク・タイムズ紙ウェブサイトに掲載された内容によると、女性ロビイストとの近しい関係で「道徳観の救世主」というマケイン氏のイメージに傷がつくことをマケイン氏の側近が恐れ、2000年の大統領選に出馬中だった同氏にアイズマンさんが接触することを妨害したと報じている。
マケイン氏の選挙本部はこの報道に怒りを表し、「マケイン氏は24年間、道義心と誠実さをもってわが国に仕えてきた。国民の信頼を裏切ったこともないし、特定の団体やロビイストの便宜を図ったこともない。今回の選挙戦の争点をそらそうとする中傷キャンペーンを彼は許さないだろう」とコメントしている。(c)AFP
名前の挙げられている女性は、当時ロビイスト活動を行っていたビッキー・アイズマン(Vicki Iseman)さん(40)。 アイズマンさんの依頼主が、当時マケイン氏が委員長を務めていた上院通商委員会と関連する業務を行っていた。同紙は、アイズマンさんの依頼主からマケイン氏に数万ドル(数百万円)の献金があったとしている。
また1999年から2000年にかけて、アイズマンさんがマケイン氏の事務所や選挙集会に頻繁に現れたほか、フロリダ(Florida)州で行われた小規模の資金集めパーティーにも出席。この後、依頼主企業の専用ジェット機でマケイン氏と共にワシントンへ戻ったことなどを報じている。
マケイン氏側、 アイズマンさん側とも恋愛関係を否定しているが、ニューヨーク・タイムズ紙ウェブサイトに掲載された内容によると、女性ロビイストとの近しい関係で「道徳観の救世主」というマケイン氏のイメージに傷がつくことをマケイン氏の側近が恐れ、2000年の大統領選に出馬中だった同氏にアイズマンさんが接触することを妨害したと報じている。
マケイン氏の選挙本部はこの報道に怒りを表し、「マケイン氏は24年間、道義心と誠実さをもってわが国に仕えてきた。国民の信頼を裏切ったこともないし、特定の団体やロビイストの便宜を図ったこともない。今回の選挙戦の争点をそらそうとする中傷キャンペーンを彼は許さないだろう」とコメントしている。(c)AFP