コソボ独立問題、EU外相級会議は難航の見通し
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【2月19日 AFP】セルビア南部コソボ(Kosovo)自治州の独立宣言を受け、ベルギーのブリュッセル(Brussels)で18日、欧州連合(EU)の外相級会議が開催された。しかし、自国に分離・独立を主張する勢力を抱えるスペインなど複数の国からの抵抗を受け、協議は難航している。
EUの現在の議長国スロベニアは、加盟国の大半がコソボを独立国家として承認するだろうとの見解を示したが、セルビアからのコソボ独立の強い後ろ盾となったドイツは、独立を早期承認する構えの主要国とは異なる姿勢を示した。
アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相はベルリン(Berlin)で、「コソボの独立を今日中には承認しない」との見解を示し、EU外相級会議で「各国が意見を表明するまで」待つと述べた。
ドイツは、英・仏・伊などの主要各国とともに、18日中にもコソボの独立を承認する意思を示すものとみられていた。(c)AFP/Paul Harrington
EUの現在の議長国スロベニアは、加盟国の大半がコソボを独立国家として承認するだろうとの見解を示したが、セルビアからのコソボ独立の強い後ろ盾となったドイツは、独立を早期承認する構えの主要国とは異なる姿勢を示した。
アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相はベルリン(Berlin)で、「コソボの独立を今日中には承認しない」との見解を示し、EU外相級会議で「各国が意見を表明するまで」待つと述べた。
ドイツは、英・仏・伊などの主要各国とともに、18日中にもコソボの独立を承認する意思を示すものとみられていた。(c)AFP/Paul Harrington