EU、コソボ独立に向け支援要員らの派遣を正式承認
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【2月5日 AFP】欧州連合(EU)加盟各国は4日、コソボ自治州(Kosovo)の独立に向け、支援要員らの派遣を正式に承認した。派遣の日程は決定されていない。外交筋が明らかにした。
支援要員の一団は2000人規模で、主に警察および司法当局者によって構成されるという。
一方、3日に行われたセルビア大統領選の決選投票では、親欧派民主党(Democratic Party)の現職ボリス・タディッチ(Boris Tadic)大統領が、極右民族派野党のセルビア急進党(Serbian Radical Party)トミスラフ・ニコリッチ(Tomislav Nikolic)党首代行を抑えて再選を果たした。選挙管理委員会によると、タディッチ氏の得票率は50.6%、ニコリッチ氏は47.7%だった。
この結果を受け、同国はEU加盟へと向かう見通しだが、不安定な連立を組む政府内ではコソボ問題をめぐり意見が対立しており、地元紙Blicは、対立が続けば数日のうちに政権が崩壊する可能性もあると指摘する。(c)AFP
支援要員の一団は2000人規模で、主に警察および司法当局者によって構成されるという。
一方、3日に行われたセルビア大統領選の決選投票では、親欧派民主党(Democratic Party)の現職ボリス・タディッチ(Boris Tadic)大統領が、極右民族派野党のセルビア急進党(Serbian Radical Party)トミスラフ・ニコリッチ(Tomislav Nikolic)党首代行を抑えて再選を果たした。選挙管理委員会によると、タディッチ氏の得票率は50.6%、ニコリッチ氏は47.7%だった。
この結果を受け、同国はEU加盟へと向かう見通しだが、不安定な連立を組む政府内ではコソボ問題をめぐり意見が対立しており、地元紙Blicは、対立が続けば数日のうちに政権が崩壊する可能性もあると指摘する。(c)AFP