【1月30日 AFP】フロリダ(Florida)州で29日に行われた米大統領選の民主党予備選挙で、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員が、ライバルのバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員に圧勝する見通しとなった。

 米メディアの報道によると、開票率47%の段階でクリントン氏の得票率は51%、対するオバマ氏は31%となっている。3位のジョン・エドワーズ(John Edwards)元上院議員が15%で続いている。

 今回の民主党予備選の結果は、大統領選の代議員割り当てには反映されない。同州民主党が党規に反して予備選日程を前倒し、党中央から制裁を受けているため。クリントン氏はフロリダで勝利したものの、11月の大統領選挙に出馬するための党候補指名に必要な代議員は1人も獲得できない。(c)AFP