<08米大統領選挙> NYタイムズ、民主クリントン氏、共和マケイン氏支持を表明
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【1月25日 AFP】米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙(電子版)は24日、大統領選の指名候補で民主党はヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員、共和党はジョン・マケイン(John McCain)上院議員を支持するとした社説を掲載した。
同紙はクリントン候補を「統一力と指導力の双方を兼ね備えている」と評し、同候補支持の理由として「知性」「経験」「米国を1つにまとめ上げる能力」を挙げた。
「選挙演説を通じて、クリントン氏の政策論争や米国が抱える問題への回答に耳を傾けてきたが、同氏の知識の深さ、知性の力強さ、そして実に豊かな経験に大きな感銘をうけた」(ニューヨーク・タイムズ紙)
「2000年の上院選挙キャンペーン中、クリントン氏はニューヨーク全土を回って政策を訴えた。『クリントン叩き』で知られる地にも足を運び、懐疑的だった有権者をも味方につけ当選を果たした。当選後は公約を果たし、2006年に当然のごとく再選した」(ニューヨーク・タイムズ紙)
また、同紙は、アイオワ(Iowa)州党員集会で勝利したオバマ議員にクリントン氏が逆転勝利したニューハンプシャー(New Hampshire)州予備選についても「政策を語ることから一歩踏み出したクリントン氏の新たな素顔が見られた。また、揺るぎない知力を発揮し、米国をまとめ上げる能力の持ち主であることを証明した」と絶賛。「クリントン氏こそが政権奪回に向けた民主党最良の大統領選候補だ」と結んだ。
ライバルのオバマ候補支持者を含めた反クリントン派は、ニューヨーク・タイムズ紙の支持表明は民主党分裂を招きかねないと批判するが、指名争いでバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員と激しい接戦を繰り広げるクリントン氏にとって、ニューヨーク・タイムズ紙の支持は心強い。
一方、同紙は共和党候補ではマケイン候補を推しているが、共和党支持者の間では同紙への批判的傾向が強いことから、マケイン候補にとってはそれほど強い援軍にはならないとみられる。(c)AFP
同紙はクリントン候補を「統一力と指導力の双方を兼ね備えている」と評し、同候補支持の理由として「知性」「経験」「米国を1つにまとめ上げる能力」を挙げた。
「選挙演説を通じて、クリントン氏の政策論争や米国が抱える問題への回答に耳を傾けてきたが、同氏の知識の深さ、知性の力強さ、そして実に豊かな経験に大きな感銘をうけた」(ニューヨーク・タイムズ紙)
「2000年の上院選挙キャンペーン中、クリントン氏はニューヨーク全土を回って政策を訴えた。『クリントン叩き』で知られる地にも足を運び、懐疑的だった有権者をも味方につけ当選を果たした。当選後は公約を果たし、2006年に当然のごとく再選した」(ニューヨーク・タイムズ紙)
また、同紙は、アイオワ(Iowa)州党員集会で勝利したオバマ議員にクリントン氏が逆転勝利したニューハンプシャー(New Hampshire)州予備選についても「政策を語ることから一歩踏み出したクリントン氏の新たな素顔が見られた。また、揺るぎない知力を発揮し、米国をまとめ上げる能力の持ち主であることを証明した」と絶賛。「クリントン氏こそが政権奪回に向けた民主党最良の大統領選候補だ」と結んだ。
ライバルのオバマ候補支持者を含めた反クリントン派は、ニューヨーク・タイムズ紙の支持表明は民主党分裂を招きかねないと批判するが、指名争いでバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員と激しい接戦を繰り広げるクリントン氏にとって、ニューヨーク・タイムズ紙の支持は心強い。
一方、同紙は共和党候補ではマケイン候補を推しているが、共和党支持者の間では同紙への批判的傾向が強いことから、マケイン候補にとってはそれほど強い援軍にはならないとみられる。(c)AFP