イスラエル首相、イラン核武装阻止に「いかなる選択肢も排除せず」
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【1月15日 AFP】イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は14日、国会の外交国防委員会で、イランの核武装を阻止するためにいかなる手段もとる用意があると述べ、イランに対するけん制を強めた。
イスラエル政府高官によると、オルメルト首相は同委員会で、「いかなる選択肢も排除しない。イランの核武装を阻止することは、核問題解決には当然のことだ」と述べたという。
同首相の発言は、イラン孤立化を目指して中東を歴訪中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の発言と一致。同大統領は、湾岸諸国に米の対イラン政策の支持を取り付けようとしている。
米・イスラエル両国は、イランの核計画は原子爆弾を製造するためのものだと主張。一方、イラン政府は、人口増加に伴う発電用としている。
イスラエルは中東で唯一、核弾頭約200個を有する核兵器保有国とみられているが、核兵器の保有について同国政府はこれまで肯定も否定もしていない。(c)AFP/Ron Bousso
イスラエル政府高官によると、オルメルト首相は同委員会で、「いかなる選択肢も排除しない。イランの核武装を阻止することは、核問題解決には当然のことだ」と述べたという。
同首相の発言は、イラン孤立化を目指して中東を歴訪中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の発言と一致。同大統領は、湾岸諸国に米の対イラン政策の支持を取り付けようとしている。
米・イスラエル両国は、イランの核計画は原子爆弾を製造するためのものだと主張。一方、イラン政府は、人口増加に伴う発電用としている。
イスラエルは中東で唯一、核弾頭約200個を有する核兵器保有国とみられているが、核兵器の保有について同国政府はこれまで肯定も否定もしていない。(c)AFP/Ron Bousso