【1月14日 AFP】米軍制服組トップのマイケル・マレン(Michael Mullen)米統合参謀本部議長は13日、キューバのグアンタナモ(Guantanamo)にある「対テロ戦争」の収容施設は世界で米国のイメージを悪化させており、閉鎖すべきだとの考えを示した。

 マレン議長は、いわゆる「重要」収容者を軍事裁判にかけるために建設中の裁判所と独房を視察した後、通信社の記者団にコメントした。実際に収容施設を閉鎖する方針が決まったわけではなく、同議長の知る限りでは、複雑な法的問題が絡むことから検討さえされていないという。

「この任務は、誰かがやってきて中止させるまで続く任務だと考えている。どのくらい続くのかは分からない。それは政治上層部が決めることだ」とマレン議長は語った。(c)AFP/Jim Mannion