【1月7日 AFP】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記は新年最初の公式行事として南北国境の開城(Kaesong)市近郊、礼成江(Ryesonggang)に建設中の水力発電所を視察した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が7日に伝えた。訪問日時は明らかにされていない。

 KCNAによると、金総書記は作業員らを励ますために同発電所を訪れた。視察には朝鮮労働党と人民軍の幹部たちが同行した。

 金総書記は通常、人前に出ることを避けており、士気の高揚と権力維持の強化を目的に軍や農工業の現場を視察する程度に限っている。(c)AFP