【1月6日 AFP】毎日新聞が6日に発表した全国世論調査で、有権者の46%が現在、最大野党である民主党を支持していることが明らかになった。昨年9月に発足した福田内閣に対する有権者の幻滅を表す結果を示した。

「次の衆院選で勝ってほしい政党」という問いへの回答は、民主党46%、自民党33%だった。自民党不支持の背景には、年金記録漏れ問題や防衛省の不祥事などに対する有権者の消えない怒りがあると同紙では分析している。

 民主党が圧勝した前年7月の参院選以来、同党に対する支持は増えており、参院選の結果が安倍晋三(Shinzo Abe)前首相を最終的に辞任にまで追い込んだ。最近の複数の調査では、福田内閣の支持率も発足当初から大きく落ち込み、現在30%前後だ。

 現在の衆議院の任期満了は2009年9月だが、大方では今年後半の解散が予測されている。毎日新聞の調査は12月中旬に実施され、有権者1528人から回答を得た。(c)AFP