アフガニスタンで国外退去命令の国連、EU職員が出国
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【12月27日 AFP】アフガニスタンで国家の治安を脅かすとして国外退去命令を受けた国連(UN)職員と欧州連合(EU)職員が27日、アフガニスタンを出国した。国連、EUがそれぞれ発表した。
英国籍の政治顧問である国連職員は国連機で出国。出国先や氏名は明らかにされていない。EU職員はアイルランド国籍で、現地EU事務所のナンバー2だったという。
国連報道官は「アフガニスタンの平和構築という重要任務を継続するため、職員のアフガニスタン帰任について同国政府と協議を継続している」との声明を発表した。
アフガニスタン政府は25日に国内の治安を脅かすとして2人の職員に48時間以内の国外退去を命令。同国政府関係者によると、2人は南部ムサカラ(Musa Qala)州を訪問した際に旧支配勢力「タリバン(Taliban)」と接触していたという。国連側は誤解だと反論している。
同州はタリバンが10か月間支配していたが、およそ2週間前にアフガニスタン政府軍が奪回していた。(c)AFP
英国籍の政治顧問である国連職員は国連機で出国。出国先や氏名は明らかにされていない。EU職員はアイルランド国籍で、現地EU事務所のナンバー2だったという。
国連報道官は「アフガニスタンの平和構築という重要任務を継続するため、職員のアフガニスタン帰任について同国政府と協議を継続している」との声明を発表した。
アフガニスタン政府は25日に国内の治安を脅かすとして2人の職員に48時間以内の国外退去を命令。同国政府関係者によると、2人は南部ムサカラ(Musa Qala)州を訪問した際に旧支配勢力「タリバン(Taliban)」と接触していたという。国連側は誤解だと反論している。
同州はタリバンが10か月間支配していたが、およそ2週間前にアフガニスタン政府軍が奪回していた。(c)AFP