タイ下院選で前首相派が第1党に、過半数には届かず
このニュースをシェア
【12月24日 AFP】23日投票が行われたタイの下院選挙で選挙管理委員会は24日、すべての開票を終え、タクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)前首相派の国民の力党(People Power Party、PPP)が最大議席を獲得したと発表した。しかし同党は過半数には届かなかった。
選挙管理委員会広報が明らかにした非公式の集計結果によると、PPPは480議席中232議席を獲得する見通し。反タクシン派の民主党(Democrat Party)は165議席を確保し、残りの議席は小規模の5政党が分け合うとみられる。
勝利宣言を行ったPPPのサマック・スンタラウェート(Samak Sundaravej)党首は、タクシン氏を亡命先の英国から呼び戻し、他党と連立を組んで次期政権を樹立すると表明した。
しかし民主党が残り5党との連立を模索し、PPPから首相の座を奪う可能性も残っている。
選管は再度の集計を行い、異議申し立てがあれば調査した後、来年1月3日に最終結果を正式発表する。(c)AFP
選挙管理委員会広報が明らかにした非公式の集計結果によると、PPPは480議席中232議席を獲得する見通し。反タクシン派の民主党(Democrat Party)は165議席を確保し、残りの議席は小規模の5政党が分け合うとみられる。
勝利宣言を行ったPPPのサマック・スンタラウェート(Samak Sundaravej)党首は、タクシン氏を亡命先の英国から呼び戻し、他党と連立を組んで次期政権を樹立すると表明した。
しかし民主党が残り5党との連立を模索し、PPPから首相の座を奪う可能性も残っている。
選管は再度の集計を行い、異議申し立てがあれば調査した後、来年1月3日に最終結果を正式発表する。(c)AFP