【12月22日 AFP】フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は22日、アフガニスタンの首都カブール(Kabul)を電撃訪問した。

 サルコジ大統領は早速、北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty OrganisationNATO)率いるアフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)のDan McNeill司令官と会談。その後ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領との会談や、アフガニスタン軍の訓練を行っている駐留仏軍を訪問が予定されている。同国には5時間滞在する予定。

 ISAFは、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の反政府武装闘争鎮圧のための戦いや、数十年に及んだ内戦とイスラム原理主義の支配後の安定化を支援している。仏大統領府によると、大統領は今回の訪問を「アフガニスタンの安定化と復興のプロセスに対するフランスの支援と関与を新ためて確認する」機会と位置づけている。
 
 エルベ・モラン(Herve Morin)国防相、ベルナール・クシュネル(Bernard Kouchner)外相も同行している。(c)AFP