【12月16日 AFP】ロシアのユーリー・バルエフスキー(Yury Baluyevksy)国防第1次官兼参謀総長は15日、欧米諸国が欧州の軍縮問題を政治の道具にしているとして非難した。同参謀総長は、米国が進める欧州でのミサイル防衛システム配備計画についても、米国が迎撃ミサイルを発射した場合、ロシアがこれを同国を狙った弾道弾と受け取り、ミサイル攻撃で対抗する可能性があると警告を発した。ロシアは12日、欧州通常戦力条約(Conventional Forces in EuropeCFE)の履行を停止している。(c)AFP