南北将官級軍事会談、合意得られず
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【12月14日 AFP】韓国と北朝鮮国境間の休戦ライン内にある板門店(Panmunjom)で開かれていた南北将官級軍事会談は14日、懸案となっていた共同漁労水域問題について物別れのまま閉幕した。
両国は、黄海上に共同漁労水域を設ける前提条件である黄海上の北方限界線(NLL)をめぐる問題で合意を得ることができなかった。
会議2日目の13日には、NLL問題で両国の出席者がもみ合い、非難の応酬となる一幕もあった。7月に行われた前回の会談もこの問題をめぐり決裂している。
共同漁労水域をNLLより南寄りに設定するよう求める北朝鮮の主張を韓国側は拒否。NLLは、1950-1953年の朝鮮戦争後に国連(UN)軍が設定した南北の事実上の境界線となっている。
南北の領海間水域において1999年と2002年に発生したような両国艦艇の衝突を避けるため、両国首脳は10月の南北首脳会談で、黄海上に共同漁労水域を設けることで合意していた。
共同漁労水域は、北朝鮮南西部の海州(Haeju)近郊を共同経済区域とし「平和区域」を設定する計画の一部となるはずだった。(c)AFP
両国は、黄海上に共同漁労水域を設ける前提条件である黄海上の北方限界線(NLL)をめぐる問題で合意を得ることができなかった。
会議2日目の13日には、NLL問題で両国の出席者がもみ合い、非難の応酬となる一幕もあった。7月に行われた前回の会談もこの問題をめぐり決裂している。
共同漁労水域をNLLより南寄りに設定するよう求める北朝鮮の主張を韓国側は拒否。NLLは、1950-1953年の朝鮮戦争後に国連(UN)軍が設定した南北の事実上の境界線となっている。
南北の領海間水域において1999年と2002年に発生したような両国艦艇の衝突を避けるため、両国首脳は10月の南北首脳会談で、黄海上に共同漁労水域を設けることで合意していた。
共同漁労水域は、北朝鮮南西部の海州(Haeju)近郊を共同経済区域とし「平和区域」を設定する計画の一部となるはずだった。(c)AFP