【12月11日 AFP】(11日写真追加)韓国と北朝鮮を結ぶ京義線で11日、貨物列車が両国の国境となる軍事境界線を超え、約50年ぶりに定期運行を再開した。韓国の統一省が発表した。

 韓国、統一省の報道官によると、貨物列車は午前8時30分に軍事境界線を越えたという。

 京義線の定期運行開始は、10月に開催された南北首脳会談によってもたらされた目に見える成果の1つといえる。
 
 列車は韓国と北朝鮮の開城(ケソン、Kaesong)を結び、原材料や工業製品を運ぶ。開城には韓国資本の工業団地が建設されている。

 京義線は、朝鮮戦争(1950-1953年)中の1951年を最後に定期運行を中止していた。(c)AFP