【12月7日 AFP】6か国協議の米国首席代表、クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は7日、北朝鮮での核無能力化作業視察を終えた米国への帰路で日本に立ち寄り、外務省の佐々江賢一郎(Kenichiro Sasae)アジア大洋州局長と会談した。また、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領から福田康夫(Yasuo Fukuda)首相に宛てた6か国協議に関する親書を佐々江局長に手渡した。

 ヒル次官補は成田空港で行った記者会見で、北朝鮮核施設の無能力化作業について、寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の核施設では最も重要なプロセスである核燃料の取り出し作業が間もなく完了するだろうとの見通しを示した。(c)AFP