ウクライナ大統領、次期首相候補にティモシェンコ元首相を指名
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【12月6日 AFP】ウクライナのビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領は6日、連立を組む「ティモシェンコ連合(Yulia Tymoshenko Bloc)」党首のユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)元首相を次期首相候補として議会に推薦した。大統領府が同日、明らかにした。一方、投票日については触れられていない。
ユーシェンコ大統領とティモシェンコ元首相は、親ロシア政権に選挙で勝利した「オレンジ革命(Orange Revolution)」の同志。ティモシェンコ元首相が再度、首相の座に就くためには、最高会議(議会)の450議員による投票で少なくとも226票が必要となる。
一方、最高会議は4日、議長選出投票を行い、ユーシェンコ大統領の支持基盤「われらのウクライナ(Our Ukraine)」党のArseni Yatsenyuk氏が227票を得て、議長に承認された。
ティモシェンコ元首相が首相に再選されれば、親欧米派と親ロシア派、特にビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)元首相との対立関係に起因する政局の混乱に終止符が打たれる望みが出てきた。(c)AFP
ユーシェンコ大統領とティモシェンコ元首相は、親ロシア政権に選挙で勝利した「オレンジ革命(Orange Revolution)」の同志。ティモシェンコ元首相が再度、首相の座に就くためには、最高会議(議会)の450議員による投票で少なくとも226票が必要となる。
一方、最高会議は4日、議長選出投票を行い、ユーシェンコ大統領の支持基盤「われらのウクライナ(Our Ukraine)」党のArseni Yatsenyuk氏が227票を得て、議長に承認された。
ティモシェンコ元首相が首相に再選されれば、親欧米派と親ロシア派、特にビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)元首相との対立関係に起因する政局の混乱に終止符が打たれる望みが出てきた。(c)AFP