パキスタン選管、シャリフ首相の立候補認めず
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【12月4日 AFP】(写真追加)パキスタンの選挙管理委員会は3日、ナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)元首相の1月8日の次期総選挙への立候補届けを受理しないことを決定した。野党側がボイコットの構えを見せている同選挙の信頼性は、さらに傷つけられた格好だ。
シャリフ元首相がベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相に総選挙をボイコットするよう説得するため協議の準備を進めるなかで、今回の決定は発表された。
シャリフ元首相の対立候補、Khawaja Tahir Zia氏は、同元首相が2000年にハイジャック容疑で有罪となっていることを理由に立候補資格の剥奪を求めていたが、選挙管理委員会はこれを支持。
シャリフ元首相は1999年10月、当時陸軍参謀長だったペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領が搭乗した飛行機の着陸を阻止しようとしたとしてハイジャックの罪に問われた。この事件を受けてムシャラフ大統領はシャリフ元首相を追放した。
シャリフ元首相の弁護士は、立候補届不受理の決定に対し、争う構えを明らかにしている。(c)AFP/Masroor Gilani
シャリフ元首相がベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相に総選挙をボイコットするよう説得するため協議の準備を進めるなかで、今回の決定は発表された。
シャリフ元首相の対立候補、Khawaja Tahir Zia氏は、同元首相が2000年にハイジャック容疑で有罪となっていることを理由に立候補資格の剥奪を求めていたが、選挙管理委員会はこれを支持。
シャリフ元首相は1999年10月、当時陸軍参謀長だったペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領が搭乗した飛行機の着陸を阻止しようとしたとしてハイジャックの罪に問われた。この事件を受けてムシャラフ大統領はシャリフ元首相を追放した。
シャリフ元首相の弁護士は、立候補届不受理の決定に対し、争う構えを明らかにしている。(c)AFP/Masroor Gilani