カストロ議長、次期議会選に立候補で議長職復帰へ
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【12月3日 AFP】療養中のフィデル・カストロ(Fidel Castro)国家評議会議長(81)が2日、人民権力全国会議(国会)の議員選挙の候補者に指名され、同議長職への復帰に道が開かれた。
カストロ議長は、2008年1月20日に予定されている人民権力全国会議の選挙候補者として、これまでどおりサンティアゴデクーバ(Santiago de Cuba)議会から指名された。
カストロ議長は50年近くにわたって権力を握ってきたが、2006年7月に腸の手術を受けて以降、長くナンバー2を務めてきた実弟のラウル・カストロ(Raul Castro)国防相(76)に議長職を暫定委譲している。
1月には候補者から国会および地方議会の議員614人が選出され、さらに国会議員から国家評議会のメンバーが選出される。国家評議会の議長は、一党独裁体制を敷く同国政府の元首を務める。(c)AFP/Carlos Batista
カストロ議長は、2008年1月20日に予定されている人民権力全国会議の選挙候補者として、これまでどおりサンティアゴデクーバ(Santiago de Cuba)議会から指名された。
カストロ議長は50年近くにわたって権力を握ってきたが、2006年7月に腸の手術を受けて以降、長くナンバー2を務めてきた実弟のラウル・カストロ(Raul Castro)国防相(76)に議長職を暫定委譲している。
1月には候補者から国会および地方議会の議員614人が選出され、さらに国会議員から国家評議会のメンバーが選出される。国家評議会の議長は、一党独裁体制を敷く同国政府の元首を務める。(c)AFP/Carlos Batista