パキスタン最高裁、ムシャラフ大統領に12月1日までの陸軍参謀長の辞任を要求
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【11月24日 AFP】パキスタン最高裁は23日、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領に対し、12月1日までに陸軍参謀長を辞任し、文民大統領として新たに宣誓を行うよう、文書で判決を言い渡した。
最高裁は前日、10月に実施されたパキスタンの大統領選挙で、軍職を兼任したまま立候補したムシャラフ大統領の再選の合憲性をめぐる控訴審で、最後に残った異議申し立てを棄却した。
最高裁はまた、非常事態を「早期に」解除するよう促した。
今回の判決では、ムシャラフ大統領の軍職辞任の期日が明記されているが、非常事態宣言に対する国際社会の憤りをいくらか静めるための配慮と見られている。
一方、英連邦閣僚級行動グループ(Commonwealth Ministerial Action Group、CMAG)は22日に非常事態下にあるパキスタンの英連邦加盟資格の停止を決定、これを受けパキスタン外務省は23日に「不当な決定」として非難声明を発表した。(c)AFP/Nasir Jaffry
最高裁は前日、10月に実施されたパキスタンの大統領選挙で、軍職を兼任したまま立候補したムシャラフ大統領の再選の合憲性をめぐる控訴審で、最後に残った異議申し立てを棄却した。
最高裁はまた、非常事態を「早期に」解除するよう促した。
今回の判決では、ムシャラフ大統領の軍職辞任の期日が明記されているが、非常事態宣言に対する国際社会の憤りをいくらか静めるための配慮と見られている。
一方、英連邦閣僚級行動グループ(Commonwealth Ministerial Action Group、CMAG)は22日に非常事態下にあるパキスタンの英連邦加盟資格の停止を決定、これを受けパキスタン外務省は23日に「不当な決定」として非難声明を発表した。(c)AFP/Nasir Jaffry