英ジャーナリストに国外退去命令、パキスタン
このニュースをシェア
【11月11日 AFP】パキスタン政府は10日、政権に対する「下品かつ侮辱的」な記事を書いたとして英国人ジャーナリスト3人に対して国外退去を命令した。
3人は英デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙の記者。パキスタンのTariq Azeem副情報相はAFPに対し、「3人に対しては72時間以内に国外退去するよう命じた。9日付の社説の記事で政権に対して下品かつ侮辱的な表現を用いた」と語った。
同紙は、現在コメントすることができる段階でないとしている。
同紙は社説の中で、フランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)元米大統領が冷戦中にニカラグアのソモサ政権支援の際に用いていた言葉を引用しつつ、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領がパキスタンのペルペズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)政権を支援していることと比較。
非常事態宣言下のパキスタンでは現在、政権を批判する報道は禁止されており、違反者には最大で禁固3年、あるいは1000万ルピー(約1850万円)の罰金が課される。
米CNNや英BBCなど、多くの国際報道局は既に現地での放映が止められている。(c)AFP
3人は英デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙の記者。パキスタンのTariq Azeem副情報相はAFPに対し、「3人に対しては72時間以内に国外退去するよう命じた。9日付の社説の記事で政権に対して下品かつ侮辱的な表現を用いた」と語った。
同紙は、現在コメントすることができる段階でないとしている。
同紙は社説の中で、フランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)元米大統領が冷戦中にニカラグアのソモサ政権支援の際に用いていた言葉を引用しつつ、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領がパキスタンのペルペズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)政権を支援していることと比較。
非常事態宣言下のパキスタンでは現在、政権を批判する報道は禁止されており、違反者には最大で禁固3年、あるいは1000万ルピー(約1850万円)の罰金が課される。
米CNNや英BBCなど、多くの国際報道局は既に現地での放映が止められている。(c)AFP