【11月1日 AFP】国連総会(UN General Assembly)は10月31日、韓国と北朝鮮が南北首脳会談で署名した「南北関係発展と平和繁栄のための宣言」を支持する決議案を全会一致で採択した。決議案は10月2日から4日にかけて平壌で行われた南北首脳会談を全面的に支援したかたち。

 韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン、Roh Moo-Hyun)大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記は会談で、朝鮮半島の非核化と休戦状態にある朝鮮戦争(1950-1953年)の終結宣言に向けた会談の開催で合意した。

 決議案は南北首脳会談を「南北間の関係改善に向けた画期的な一歩」と支持し、192の加盟国に「南北間の対話、和解、統一に向けたプロセス」を支援するよう呼びかけた。(c)AFP