【10月30日 AFP】(10月30日写真追加)ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領が米CBSのテレビ番組「60ミニッツ(60 Minutes)」に出演したものの、インタビューの最中に突然退席した。

 28日にCBSのインターネット上で公開された同番組の宣伝用のビデオクリップによると、大統領はある質問に対して明らかに気分を害した様子で、フランス語でぶつぶつつぶやきながらピンマイクを外して立ち上がり、困惑するインタビュアーを前に立ち去った。何を言っているかは聞き取れないが、「そんな質問をするか」と言っているようにも見える。

 セシリア・サルコジ(Cecilia Sarkozy)仏大統領夫人との離婚が18日に正式発表された同大統領は、私生活に関する質問には神経をとがらせているとされる。

 また、サルコジ大統領はこのビデオクリップの中で、明らかに自身の報道官と見られる人物について「なんてバカなんだ」と発言している。

 「Sarko The American(米国人サルコジ)」のタイトルが付けられたこのビデオクリップには「彼は頭が切れ、エネルギッシュで、そして激しい」のナレーションが流れる。

 なお、このインタビューがいつ収録されたものかは不明。(c)AFP