【10月26日 AFP】イラクのアブデルカデル・ジャシム・オベイディ(Abdel Qader Mohammed Jassim al-Obaidi)国防相率いる使節団が25日、トルコ軍によるイラク北部への越境攻撃の回避を図るため、アンカラ(Ankara)入りした。

 イラク外交筋が匿名でAFPに語ったところによると、11人の使節団には、諜報(ちょうほう)機関幹部のほか、国務省、外務省の高官も含まれている。

 さらにイラク北部のクルド人2代政党の代表に加え、米軍からも1人が参加する。ただし米軍の参加者に関する詳細は不明。

 使節団はアンカラ南郊の警察公館に到着した後、夕食のため在トルコ・イラク大使館へ向かった。26日午前10時(日本時間午後4時)には迎えが来て会談開催場所へと向かう。なお開催場所は明らかにされていない。

 使節団は26日昼にアンカラをたつ予定。(c)AFP