スーダン内閣改造をめぐる対立、合意に至らず
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【10月19日 AFP】スーダンの旧反政府勢力スーダン人民解放運動(Sudan People’s Liberation Movement、SPLM)が前週、内閣改造をめぐってオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Beshir)大統領と対立し、統一内閣からの脱退を表明した問題で、18日首都ハルツーム(Khartoum)で行われていたバシル大統領とSPLM指導者のサルバ・キール(Salva Kiir)第1副大統領の交渉は、合意に至らず終了した。大統領報道官が発表した。
SPLMは、バシル大統領が内閣改造にあたってSPLM側の要求を受け容れなかったことに抗議し、大統領側が何らかの対策を取るまで所属する全閣僚がボイコットを続けるとしている。
2005年の包括和平合意以来、両者間の緊張感はもっとも高まっているが、大統領報道官は「協議は今後も継続する」と述べ、政権運営に問題はないとの見方を示した。
バシル大統領は17日、内閣改造を実施したが、これまでSPLM側から抗議は出ていないという。次回協議の日程については明らかにしなかった。(c)AFP/Mohamed Hasni
SPLMは、バシル大統領が内閣改造にあたってSPLM側の要求を受け容れなかったことに抗議し、大統領側が何らかの対策を取るまで所属する全閣僚がボイコットを続けるとしている。
2005年の包括和平合意以来、両者間の緊張感はもっとも高まっているが、大統領報道官は「協議は今後も継続する」と述べ、政権運営に問題はないとの見方を示した。
バシル大統領は17日、内閣改造を実施したが、これまでSPLM側から抗議は出ていないという。次回協議の日程については明らかにしなかった。(c)AFP/Mohamed Hasni