トルコ国会、イラク北部への越境軍事行動を政府に認める法案を承認
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【10月18日 AFP】トルコ国会は17日、クルド人武装勢力の掃討を目的としたイラク北部への越境軍事行動を政府に認める法案の採択を行い、全550議席中賛成526、反対19の圧倒的多数で同法案を承認した。キョクサル・トプタン(Koksal Toptan)国会議長が発表した。
この法案は期限を1年間とし、政府に対しイラク北部への越境軍事行動を認め、軍事行動の時期、規模、および派兵数も政府が決定する。
また、イラク領土の保全を尊重することを強調し、いかなる攻撃もイラク北部に拠点を置く武装組織クルド労働者党(Kurdistan Workers’Party、PKK)のみを標的とすることが言明されている。
トルコ政府は、PKKがイラク北部を拠点としてトルコ国内への攻撃を行っていると非難している。(c)AFP
この法案は期限を1年間とし、政府に対しイラク北部への越境軍事行動を認め、軍事行動の時期、規模、および派兵数も政府が決定する。
また、イラク領土の保全を尊重することを強調し、いかなる攻撃もイラク北部に拠点を置く武装組織クルド労働者党(Kurdistan Workers’Party、PKK)のみを標的とすることが言明されている。
トルコ政府は、PKKがイラク北部を拠点としてトルコ国内への攻撃を行っていると非難している。(c)AFP